「米、トランス脂肪酸禁止!!」

こんなふうに大手メディアに

報道された後、さっそく

色々な情報があふれ始め

 

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「日本では規制されていないけれど
           大丈夫?」

など、このように心配した

人たちからの問い合わせや苦情が

食品企業に相次いだそうです。

 

トランス脂肪酸を含む油は

ファストフードやお菓子の

「さくっ」とした食感を作り

また、バターや植物油などと比べると

日持ちする上、安い。

 

その為、コンビニやスーパーなどで

美味しいものを、簡単で安く手に

入れられるようになったのは

まさにトランス脂肪酸のおかげとも

言えます。

 

しかし実は、そのことで多くの方が

お悩みのご様子。

 

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そこで今回は

トランス脂肪酸とは?

トランス脂肪酸の影響や害とは?

トランス脂肪酸の多い食品は?

摂取量はどのぐらい?
日本禁止されない理由は?

アメリカで禁止されたの
トランス脂肪酸ではない!?

 

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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トランス脂肪酸とは?

 

油には、常温で液体の油と

固体のあぶら(脂)がありますが

まとめて油脂(ゆし)と

呼んでいます。

 

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油脂は、主に脂肪酸とグリセリン

という分子で構成され、この油脂や

  • 脂肪酸
  • グリセリン
  • コレステロール

などはあわせて「脂質」と

呼ばれます。

 

この中で「グリセリン」は

脂肪酸のカルボキシル基と

結合することができ

 

グリセリンに脂肪酸が

3個つながったものは

「トリアシルグリセロール」または

「トリグリセリド」と

呼ばれています。

 

普段食べている油脂の成分の多くは

このトリアシルグリセロールで

エネルギー源として使われ

 

脂肪酸は体内で

トリアシルグリセロールとして

蓄えられています。

 

つまり、健康診断の項目にある

血液中の「中性脂肪」とは

トリアシルグリセロール(TG)を

表しています。

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脂肪酸は人間のからだの

細胞を作るために必要で

また、エネルギー源としても

使われるため

 

食品を通してバランスよく

とる必要があります。

 

その脂肪酸は

  • 炭素(C)
  • 水素(H)
  • 酸素(O)

で構成され、水素原子の結合した

炭素原子が鎖状につながった

構造となたもの。

 

炭素の二重結合がないものを

「飽和脂肪酸」

炭素と炭素が2つの手で結び付いた

二重結合を一つ以上持っているものが

「不飽和脂肪酸」

です。

 

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さらに、不飽和脂肪酸は

二重結合の炭素に結び付く

水素の向きで

「トランス型」と「シス型」の

2種類に分類され

 

シス(cis)とは

「同じ側の、こちら側に」という

意味で

トランス(trans)とは

「横切って、かなたに」という意味。

 

水素の結び付き方が互い違いなのが

トランス型

同じ向きになっている方を

シス型といい

 

天然ではほとんどの場合

不飽和脂肪酸はシス型で存在します。

 

これに対して

トランス(trans)型の

不飽和脂肪酸をまとめて

「トランス脂肪酸)」と呼んで

います。

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トランス脂肪酸の影響や害とは?

 

脂質は三大栄養素の一つですので

食品からとる量が少なすぎると

かえって健康リスクを高めることが

あります。

 

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とはいうものの、脂質は

エネルギーが大きいため

とりすぎた場合は肥満などによる

生活習慣病のリスクを高めることも

知られています。

 

しかし、トランス脂肪酸については

食品からとる必要がないと

考えられており

とりすぎた場合の健康への

悪影響が注目されています。

 

トランス脂肪酸は

「狂った油」

「食べるプラスチック」

など書き立てられた物質ですが

 

では、実際にトランス脂肪酸は

どんな害をもたらすのでしょうか?

 

具体的な体に起こる害には

トランス脂肪酸をとる量が多いと

血中の悪玉コレステロールを増やし

善玉コレステロールが減ることが

報告されています。

 

日常的にトランス脂肪酸を多く

とりすぎている場合

少ない場合と比べても

心臓病のリスクを高めることが

示されています。

 

そして、トランス脂肪酸を摂ると

血液中の中性脂肪が増え

体に脂肪がたまりやすくなって

肥満になる可能性が高く

 

また、血液中の悪玉コレステロールの

影響で動脈硬化になる恐れがあり

  • 脳卒中
  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞
  • 下半身壊死

などの、生活習慣病を引き起こす

可能性が高いといわれています。

 

そして、アレルギーの恐れや

記憶力を低下させるなど

最新のカリフォルニア大学の研究

などで分かったそうです。

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トランス脂肪酸の多い食品は?

 

トランス脂肪酸には

天然に食品中に含まれているものと

油脂を加工する工程でできるものが

あります。

 

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天然の不飽和脂肪酸はシス型で存在し

牛や羊などの一度飲み下した

食物を口の中に戻し、かみなおし

 

再び飲み込む反芻(はんすう)動物は

胃の中の微生物の働きによって

トランス脂肪酸が作られます。

 

そのため

  • 牛肉
  • 羊肉
  • 牛乳
  • 乳製品

などの中に微量ではありますが

 

天然のトランス脂肪酸が

含まれています。

 

そして、油脂の加工や精製過程

でできるトランス脂肪酸は

加工技術の一つである

「水素添加」によって

生成する場合があり

  • マーガリン
  • ファットスプレッド
  • ショートニング

これらを原材料に使った

  • パン
  • ケーキ
  • ドーナツ

などの洋菓子や揚げ物などに

トランス脂肪酸が含まれています。

 

また、植物から油を絞る際に

精製する工程で臭いを取り除く

ために高温で処理を行いますが

 

この際に、植物に含まれている

シス型不飽和脂肪酸から

トランス脂肪酸ができるため

精製したサラダ油などの植物油にも

微量に含まれています。

 

最近はトランス脂肪酸の低減に

取り組んでいる企業も少なく

ありませんが

 

その他でもトランス脂肪酸が

多い食品としては

  • ピーナッツバター
  • マヨネーズ
  • コーヒークリーム
  • インスタント・レトルト食品系
  • フライドポテト
  • チキンナゲット
  • ポテトチップス
  • カレーのルウ
  • 加工食品

など様々です。

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摂取量はどのぐらい?日本で規制されない理由は?

 

2003年に世界保健機関(WHO)と

国連食糧農業機関(FAO)が

トランス脂肪酸の

「総摂取エネルギー量の1%未満」

という国際基準を決め

 

2006年にはアメリカでも

商品パッケージへの含有量表示を

義務付けました。

 

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それ以来、メーカーの自主規制が進み

加工食品への使用量はすでに

86%も減っているといいます。

 

では、日本人の摂取量はというと

食品安全委員会が

トランス脂肪酸の摂取量については

公表しています。

 

1998年の調査では日本人の摂取量は

一日当たり平均1.56g

摂取エネルギーの0.7%に

相当することが公表され

 

その後の調査でも

2006年、2010年ともに

総エネルギー摂取量の0.3%であり

 

目標とする一日当たりの

総エネルギー摂取量の1%未満

であることから、日本人の

トランス脂肪酸摂取量は諸外国に

比べて少ない傾向と報告されて

います。

 

また、トランス脂肪酸をとる量が多い

欧米人を対象としたものが多く

日本人の場合にも同じ影響があるのか

どうかは明らかにはなっていません。

 

そして、油脂の加工でできる

トランス脂肪酸と天然にある

トランス脂肪酸では

 

健康に及ぼす影響に違いがあるのか

また、たくさんの種類がある

トランス脂肪酸の中でどの

トランス脂肪酸が体に

悪影響を及ぼすのかについては

十分な証拠がありません。

 

これらのことから日本では

禁止の規制も表示義務も必要ないと

考えられているのです。

 

しかし、日本の食品安全委員会は

通常の食生活での影響は

小さいとしていますが

脂質に偏った食事をしている人は

留意する必要があると付け加えて

います。

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アメリカで禁止されたのはトランス脂肪酸ではない!?

 

しかしそもそも、アメリカは

トランス脂肪酸を禁止したわけ

ではなく

 

正確には、米食品医薬品局の

FDAが規制の対象とするのは

部分水素添加油脂である

「PHOs」です。

 

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PHOsとは、液体の植物油に

水素を添加してつくる

半固体または固体の油脂のこと。

確かに

  • マーガリン
  • ショートニング
  • ケーキ
  • スナック菓子

等に多く含まれていますが

 

トランス脂肪酸は

この水素添加の過程で

多く生成されるだけで

そもそも、トランス脂肪酸は

食品添加物でもありません。

 

そして、PHOsの使用を禁止しても

トランス脂肪酸は油を精製する際や

天然のトランス脂肪酸などもあり

トランス脂肪酸が完全になくなる

ことはないのです。

 

ただ、トランス脂肪酸が

悪者とされる最大の理由は

先に述べた病気のリスクを高める

ことです。

 

アメリカ人の心臓疾患は深刻な問題で

年間に約61万人が心臓疾患で

死亡し死因の1位。

 

その37万人は冠動脈疾患が原因と

され、つまり心筋への血液の流れが

止まってしまうため死亡していると

考えられ、アメリカが

トランス脂肪酸を禁止したのは

このような背景があったからです。

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今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

トランス脂肪酸の影響や害に

ついては伝わりましたでしょうか?

 

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日本ではトランス脂肪酸が

含まれているかどうかを

表示する規則ができていません。

 

トランス脂肪酸は

体に悪影響を及ぼすため

できる限り体内に入れないことは

大切なようですが

 

ただ、知らず識らずのうちに

トランス脂肪酸を摂っている可能性

もありますが、それも欧米化した

食事など偏った食生活を続けると

危険というもの。

 

外食を控える、もしくは

揚げ物を控えたり

 

未精製の油を使用するなど

それぞれ、各自で考える

必要がありそうです。

 

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その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

 

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