子どもの1~2割に現れると

いわれている

「チック症」という症状が

あるのをご存知でしょうか?

 

頻繁なまばたきや首振り

発声などの症状が現れるチック症は

小児期では決してまれな

病気ではないとされています。

 

 

しかし、チック症とひとくちに

言っても、症状が継続する

期間などによって分類され

 

また、原因とされる

ものもいくつか考えられています。

 

その為、チック症になりやすい

幼児にはどのような特徴があるかや

また、自分の子どもや周囲の子どもに

発症がみられた場合

 

どのような対応すべきなのか

実は、多くの方がお悩みのご様子。

 

そこで今回は

意外に知らないチック症とは?

チック症の原因は?
子供と大人の違いとは?

咳やまばたきに首振り?
チック症の症状とは?

病院は何科?治療方法は?

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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意外と知らないチック症とは?

 

チックとは、突発的で急速な

反復する運動や発声のことを指し

 

チック症とは

まばたきや首振りなど

一見、癖のように見える行為が

現れる精神疾患で

 

2013年に出版された

アメリカ精神医学会の精神疾患の

ための診断と統計のマニュアル

第5版においては

「チック症群」「チック障害群」

という疾患分類に位置づけられて

います。

 

 

周囲の状況やそれに関連する

心の状態によって変化することが

しばしばあり

 

緊張が増加していくときや

強い緊張が解けたときに症状が増加し

逆に精神的に安定しているときには

症状が減少する傾向にあります。

 

ただ、チック症は決して

稀な疾患ではありません。

 

子どもの10 ~ 20 %に何らかの

チック症が見られるとされ

一般には4~11歳頃に発症する

ことが多く

 

もっとも発症しやすいのは

6~8歳と言われています。

 

また、女子よりも男子に多く発症が

みられるのも特徴で

チック症の症状は慢性化する場合も

ありますが、ほとんどが一過性です。

 

通常、心と体が成長するにつれて

このような症状は緩和されていき

大人になるにつれて改善すると

いわれています。

 

とはいえ、大人になっても改善しな

かったり、再発することもあるので

注意が必要です。

 

その為、治療には周囲の暖かい

配慮が必要で、むやみに叱ったり

注意したりすると悪化する可能性が

あります。

 

 

緩和されずに慢性化したチック症を

「トゥレット症候群」と呼び

1885年にフランスの神経科医

ジル・ド・ラ・トゥレットによって

報告されたことから名付けられ

ました。

 

学童・思春期に比較的多くみられ

トゥレット症候群は

子どものうち10人に1人は

トゥレット症候群を体験すると

言う報告もあるため

 

比較的身近なものであることが

分かります。

 

それがもとで健康を損ねるような

ものではないのですが

 

体を急に動かしてしまう事や

急に声を発してしまうなどの症状は

特徴的で、目立ってしまい

 

周りから白い目で見られたり

症状を気にして勉強や社会生活に

支障をきたし苦しんでいる人も

多いようですので

 

どちらにしても、周囲の理解が

治療に不可欠です。

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チック症の原因は?子供と大人の違いとは?

 

チック症になりやすい人には

  • 対人関係が不器用である
  • 不安やストレスを感じやすい
  • 緊張を感じやすい

など、デリケートな子どもに

発症しやすいという見解があり

 

また、やさしい性格の子も多いと

いった見解もあります。

 

 

チック症の原因は正確には

解明されていませんが

 

以前は、家族関係や親の教育が

影響すると考えられたことも

ありましたが

現在では否定されています。

 

確かに、精神的ストレスによって

症状が悪化することもあることから

環境要因が影響するのは

事実であると考えられはいますが

 

チック症の要因は

世界保健機関(WHO)の

国際疾病分類第10版でも

推定されていますが

厳密には特定されていません。

 

ただ少なくとも、身体的要因と

環境的要因の両方が影響している

ことが分かっています。

 

特に近年、大脳の基底核において

ドーパミン系神経が過活動を

起こしていることが原因に

なっていると考えられています。

 

ドーパミン神経とは

  • 情動
  • 注意
  • 意欲
  • 報償
  • 依存
  • 歩行運動

などをつかさどる重要な神経です。

 

神経伝達物質である

ドーパミンを抑える薬が

チック症状を抑え

 

逆にドーパミンの動きを

高める薬によりチック症状が

促進される場合があります。

 

その為、ドーパミンを中心に

神経伝達物質がアンバランスに

なることで、チックが引きこおこ

されるのではないかと言われ

 

チックになりやすい素質をもつ人が

発達の過程で神経伝達物質の

アンバランスが生じやすい

年齢にさしかかったときに

 

運動の調節に関わる神経の活動に

不具合がおこり、チックが発症して

くると考えられています。

 

 

また、双子の研究の観点から

遺伝的要因も関係しているとも

考えられています。

 

ただ、チック症は先天性のもので

あるか、後天性のものであるかは

まだ解明できていない部分も

ありますが

 

結膜炎を生じた際の

目のかゆみでまばたきしていたのが

クセになったケースや

 

テレビの見過ぎによる目の疲れが

原因となってチック症状が起こる

こともあります。

 

トゥレット症候群の原因も

完全には解明できていませんが

基本的な原因は

生まれつきチックをおこしやすい

脳の体質であろうと考えられ

 

トゥレット症候群の65~90%に

家系発症がみられることから

遺伝的要因があると考えられ

 

そのような人が強いストレスを

感じた時に発症すると考えられて

います。

 

ただ、チック症はほとんどの場合には

子どものころ発症しますが

大人になってから

発症することもあります。

 

子供と大人の原因の違いですが

大人のチック症の原因も

まだ正式には解明されていませんが

「線条体」という脳の一部の

異常が原因と考えられています。

 

 

線条体とは、大脳の中心部(深部)に

位置し、神経細胞が集合している

箇所で、ドーパミンなど関与する

大切な役割をもっていると

言われています。

 

また、大人になってから

チック症になる、あるいは再発する

場合には

 

「心理的な要因」が大きいといわれ

線条体の異常と絡み合って

  • 家庭内の人間関係
  • 学校の人間関係
  • 職場の人間関係

などの心の問題が影響し

症状が出ているとと言われています。

 

さらには、不自然な行動をとって

チック症を気にして

それが原因で人間関係のトラブルが

起こり、ストレスとなるという

負の連鎖が生じると

 

他の病気も誘発する事もあるので

注意が必要です。

 

大人のチック症は多くが

トゥレット症候群であり

これは子どもの頃に発症した

チック症が慢性化したもので

 

社会生活に不便を感じ

それがもし子どものころから

抱えている症状であったとしても

 

疑わしい場合には一度、医療機関に

相談することをおすすめします。

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咳やまばたきに首振り?チック症の症状とは?

 

チック症状が現れた場合は

文字を書くのが難しくなるなど

日常に支障をきたすこともあります。

 

 

チック症状は大きく分けると

運動チックと音声チックに

分けられます。

 

さらに運動チックは

単純チックと複雑チックに分けられ

 

単純運動チックとは

もっとも多くみられるチックで

その中でもまばたきが一番多く

みられる症状です。

 

その他にも

  • 横目をする
  • 白目をむく

など、目の動きの症状がでるものと

  • 口をゆがめる
  • 鼻をひくひくさせる

などの症状をあらわす

顔面を動かすチックも多く

  • 肩をすくめる
  • 首を引く
  • 首振り

などの症状が出るものも

単純運動チックに含まれます。

 

複雑運動チックとは

体のいろいろな部分を一緒に動かす

チックのことで

具体的な症状としては

  • 飛び跳ねる
  • 顔の表情を変える
  • 人や物に触る
  • 匂いを嗅ぐ
  • たたく
  • 物に触る
  • 物を蹴る

などの症状があり

 

ややゆっくりとしていて

一見すると目的があるように

見えます。

 

また音声チックも、単純音声チックと

複雑音声チックに分けられ

 

単純発音チックは

  • 発声
  • 咳払い
  • こんこんと咳をする
  • 豚のようにうなる
  • 鼻鳴らし
  • 鼻をクンクンさせる
  • 吠える

などの単純なもので

 

複雑音声チックは

周囲の状況に合わない

単語や語句を繰り替えす症状で

 

汚い言葉を言ってしまう

「コプロラリア」

他の人の言葉を繰り返す

「エコラリア」

自分の話した言葉を繰り返す

「バリラリア」

などががあります。

 

さらにチック症は

一過性と慢性に分けられ

一年以上かそうでないかによって

分けられます。

 

一過性チック症は、チックの持続が

1年未満のチック症であり

チックの種類が運動チックだけや

音声チックだけ

または両方ある場合もあります。

 

一過性チックは6~7歳ころに

もっともよく見られ

目をパチパチさせまばたきしたり

キューッとつぶったりするのが

数ヶ月目立っちますが

 

いつの間にか消えていたというのが

典型的な症状です。

 

慢性チックは、慢性運動チックや

慢性音声チックが1年以上続いた

場合に慢性と診断され

 

大人になっても、日常的にまばたきが

目立つ人、体の病気がないのに

しょっちゅう咳払いをくり返す人は

慢性チック障害の疑いがあります。

 

 

トゥレット症候群では

運動チックと音声チック1つ以上が

疾患のある時期に発症し

1年以上症状が続きます。

 

ただ、トゥレット症候群には

  • 強迫性障害
  • 注意欠陥・多動性障害(ADHD)
  • 学習障害(LD)
  • 睡眠障害

などの合併症がみられるため

 

その為、心になんらかの葛藤を抱え

登校ができない子どもや

周囲と関係を構築していく力が

やや低い傾向もみられます。

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病院は何科?治療方法は?

 

では、チック症が疑わしい場合には

病院は何科に相談すればいいのか

迷う場合も多いと思いますが

 

チック症は、小児科や心療内科で

比較的簡単に診断できると

されています。

 

 

チック症の治療法は

軽症のチック症であれば

一般的には治療をおこなわず

家族や学校など周囲の理解によって

通常通りに生活し

 

慢性化、重症化したチック症の場合

心理療法と行動療法が用いられ

 

その場合、行動療法の一つ

「習慣逆転法」が

有効とされています。

 

習慣逆転法とは

「ハビットリバーサル法」と呼ばれ

  • 意識化練習
  • 拮抗反応の学習
  • リラクゼーション練習
  • 偶然性の管理
  • 汎化練習

などの5つのステップを用いた

治療法です。

 

5つのステップをマスター

することで症状が大きく

改善するとされています。

 

また、日常生活に支障をおよぼすほど

重症な場合に限り、薬物療法が行われ

用いられる薬には、ドーパミンの

過剰な働きを抑制する

「ハロペリドール」などがあります。

 

ただ、チック症を改善するためには

家族や学校など周囲の人に症状を

理解してもらい、通常通りの

生活を送れるようにすることが

大切と考えられていますので

 

症状が現れたからといって叱責したり

無理に行動を辞めさせたりする

ようなことは避けましょう。

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今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

チック症について

伝わりましたでしょうか?

 

 

発達障害の1つであるチック症は

軽度のものを含めると100万人

近くの人が発症していると考えられ

 

子どもでは1~2割と

比較的発症頻度の高い病気ですが

一見、癖のように見え

 

親も精神障害と気づきづらいことが

多くあります。

 

その為、心になんらかの

葛藤を抱えているために

もしかしたらチック症に

苦しんでいるのかもしれません。

 

しかし、大人になるにつれて

自然に治癒する傾向があります。

 

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周囲があまり神経質にならずに

注意したりせず

症状を理解して適切な対応を取り

受け入れるようにしましょう。

 

その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

 

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よろしくお願いいたします。

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