「てんかん」という病気を

ご存知でしょうか?

 

 

てんかんは、突然意識を失って

反応がなくなるなどの

「てんかん発作」をくりかえし

起こす病気ですが

 

その原因や症状は人により様々で

どの年齢層でも発病する可能性があり

 

患者数も1000人に5人~8人と

誰もがかかる可能性のある

ありふれた病気です。

 

しかし、そもそも何が原因で起こり

また、治る可能性はどの程度あるのか

実はあまりよく知らないという方も

多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は

今更聞けないてんかんとは?
遺伝に発症年齢は?

てんかんの原因は?
子供と大人の違いは?

てんかん発作の前兆症状は?

病院は何科?
治療や薬の副作用に手術は?

 

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

★関連記事★

種類がある?てんかんの意外な原因と
は?てんかん発作の症状で精神疾患?
診断基準や治療方法に完治はするの?

★記事はこちら>>>★

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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今更聞けないてんかんとは?遺伝に発症年齢は?

 

てんかんとは

突発的なてんかん発作を

繰り返し起こす病気で

 

症状としては、身体が誤作動を起こし

手足がつっぱる、意識をなくして

ボーっとするなどの症状が

繰り返し起こります。

 

 

しかし、日本の人口1,000人のうち

5~10人(0.5~1%)にみられ

決して珍しい病気ではなく

 

また、てんかんの発作は何の

前触れもなく突然起こることがあり

そのため、日常生活の中で突然

大怪我をおってしまう可能性が

あるので

 

患者本人も周囲の方も、てんかんに

ついてよく理解することが大切です。

 

ちなみに「てんかん(癲癇)」

という名称は、欧米諸国でも使われ

「エピレプシー」よりも起源の古い

古代中国医学に由来する言葉です。

 

「癲」という漢字は

紀元前200年、秦の始皇帝の時代に

「倒れる・ひっくり返る病」という

意味で用いられ

「癲」1文字で、てんかんという

意味で表されていましたが

 

「癇」という漢字は

7世紀初頭、隋の煬帝の時代

特に小児のてんかんという意味で

用いられ

 

「癲」と「癇」という言葉をあわせて

現在の「てんかん(癲癇)」として

使われたのが、10世紀の初頭

唐の時代と言われています。

 

つまり、てんかんという病名の由来は

てんかん発作の代表とも言うべき

「倒れる病」からきていると

言われています。

 

 

 

そんなてんかんの発症年齢は

脳の発達が不完全な時期である

3歳以下がもっとも多く

 

成人になると発症する数は減少し

80%は18歳以前に発病すると

言われていますが

 

65歳以上の高齢になると

  • 脳血管障害
  • 脳腫瘍
  • アルツハイマー

などが原因で再び発症の確率が

増加します。

 

この場合、高齢者になってから

発症したてんかんを

「高齢発症てんかん」と言います。

 

また、てんかん患者の約80%は

薬によって発作を抑制することが

できるとされていますが

 

薬で発作を抑えることができない

てんかんを「難治性てんかん」と呼び

専門家による対応が必要になります。

 

しかし、てんかんのほとんどは

遺伝しないと考えられています。

 

一部のてんかんには発病に遺伝子が

関係していたり、発作の起こり

 

やすさを受け継ぐことが

明らかになっていますが、そうした

てんかんの多くは良性であり

治癒しやすい傾向にあるようです。

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てんかんの原因は?子供と大人の違いは?

 

てんかん発作の起こるしくみですが

大脳の表面を覆っている

大脳皮質の神経細胞の興奮と抑制の

バランスが崩れることで

発作が起こると考えられています。

 

 

人間の体には常に微弱の電流が流れ

この電流を利用し、神経を経由して

電気信号が、体内でさまざまな

情報を伝達しています。

 

てんかんの症状とは

この電流がショート(異常放電)し

電気信号が乱れることで

正しい情報が送れなくなった状態。

 

その為、てんかん発作はよく

「脳の電気的嵐」に例えられ

 

大脳の神経細胞(ニューロン)は

規則正しいリズムでお互いに調和を

保ちながら電気的に活動していますが

 

この穏やかなリズムを持った活動が

突然崩れ、激しい電気的な乱れが

生じることによって起きるのが

てんかん発作です。

 

脳のどの部位で異常活動が

起きるかによって、表に出る症状が

違いますが

 

てんかんの発作は

患者ごとに異常放電を起こす

脳の部分は毎回同じなので

起こす発作はいつもほぼ同様です。

 

そして、脳のどの部分で

異常放電が起こっているかによって

  • 前頭葉(ぜんとうよう)てんかん
  • 頭頂葉(とうちょうよう)てんかん
  • 後頭葉(こうとうよう)てんかん
  • 側頭葉(そくとうよう)てんかん

と4つに分類され、それぞれ

現われる症状に特徴があります。

 

さらに、てんかんは繰り返し発作が

起こる脳の病気ですが

その原因により

  • 特発性てんかん
  • 症候性てんかん

などに分類されます。

 

特発性てんかんとは

脳に明らかな病変がみられない

原因が不明のてんかんです。

 

症例の一部では遺伝的な原因が

あるとされていますが、不明な点が

多く、まだ研究途中の分野です。

 

一方、脳に明らかな病変がみられる

症候性てんかんは

脳になんらかの障害や傷を

つくことによって起こるてんかんで

 

子供の原因としては生まれつき

脳に障害がみられる場合や

出産時に脳に損傷をきたした場合

その他、感染症が原因で

脳の一部が損傷して発症する場合が

あります。

 

 

しかし、成人後の大人に起こるものは

  • 頭部の外傷
  • 脳の血管障害
  • 脳の腫瘍
  • 認知症

などが原因となります。

 

ただ、高齢者てんかんは

過去に発症したてんかんが

継続している場合と

 

高齢者になって新たに発病した

てんかんの2つがあり

 

一般に、高齢者てんかんは

脳卒中など原因がわかっている

症候性てんかんが約2/3と頻度が高く

 

原因不明のてんかんである

特発性てんかんは約1/3となって

います。

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てんかん発作の前兆症状は?

 

てんかん発作の前兆症状は

人によって感じることもあれば

ないこともあります。

 

 

何となくそわそわするといった

抽象的なものから、胃がむかむかする

など、具体的な症状を訴える人も

います。

 

実は、てんかんの発作には

部分発作と全般発作の2種類があり

 

部分発作は、脳の一部に興奮が

起こるために発生し

全体発作は、大脳の広い範囲に

興奮が起こる事で発生しますが

 

全般発作は小児から思春期の方に

よくみられ、大人のてんかんの発作は

部分発作が多いといわれています。

 

さらに、てんかんの発作は

細かく分類することができ

 

部分発作の中には

部分発作の中でも本人の意識が

はっきりしている

「単純部分発作」

 

側頭葉という脳の部分で起こった場合

意識がはっきりしないまま

急に動作を止めて、意識減損発作や

目的のないような動きをくりかえす

「複雑部分発作(精神運動発作)」

 

始めは部分発作だったものが

次第に全体発作に発展する

「二次性全般化発作」

 

などがあります。

 

 

全般発作の種類には

いわゆる「けいれん」と呼ばれる

症状がおこり、手足をガクガクと

振動させる

「間代発作(かんたいほっさ)」

 

手足がつっぱり、歯を食いしばり

ながら体が硬直し、意識を失ったり

呼吸が止まったりする

「強直発作(きょうちょくほっさ)」

 

強直発作と間代発作が同時に起こる

「強直間代発作」

 

数十秒の間、意識だけ失い

動作が止まる

「欠神発作(けっしんほっさ)」

 

全身や手足の筋肉のどこか一部が

収縮して一瞬ピクッとする

「ミオクロニー発作」

 

小さな子供に起こる発作で

全身の筋肉が緊張し、頭がおじぎを

するように倒れ、両手をバンザイ

するようにふり上げる

「点頭(てんとう)発作」

 

全身の筋肉の緊張がゆるみ

崩れるように倒れてしまう

「脱力発作」

 

などがあります。

 

 

 

しかし、突発的に意識障害や

けいれんを伴うてんかん発作が

起きても、神経細胞の過剰な興奮は

通常であれば5分程度で治まりますが

 

てんかんは合併症を

引き起こすことがあります。

 

原因が脳のどの部分にあるかによって

  • 言語
  • 運動
  • 知能

などに障害が起こり

 

子供の場合、発達障害を

ともなうこともあります。

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また、複雑部分発作の際に

多く見らる症状に

  • 怒りっぽくなる
  • 1つのことにこだわりが強くなる
  • 幻覚が見える

などが現れ

 

さらに、発作がいつ起こるかわから

ない不安や絶望、孤立などから

うつなどの精神症状を引き起こす

ことがあります。

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病院は何科?治療や手術は?

 

では、てんかんが疑わしい場合には

一度、医療機関に相談することを

おすすめします。

 

 

その場合、病院は何科を受診すれば

良いのか悩む場合

 

初めて発作を起こした場合

初診は救急だったという場合も

あるかもしれませんが

一般的にてんかんは

  • 神経内科
  • 脳神経外科

小児の場合は

小児科で診療することになります。

 

また、てんかん患者は

精神発達障害や自閉症のような

知的障害、解離性障害などを

伴うことも少なくないので

精神科で診療することもあります。

 

あまり多くはないですが

てんかんの専門医療機関もあります。

 

病院では

  • 脳波検査
  • 画像検査
  • 脳磁図検査

などの検査で、てんかんか

他の病気かを判断します。

 

てんかんの治療は主に発作を

防ぐことを目的とし

 

脳波異常は残っていても

発作が抑えられてさえいれば

てんかんを意識しないで日常生活を

送ることができます。

 

治療の中心は薬物療法で

てんかん患者の6~7割は薬物療法

のみで発作を起こさない状態を

維持することができるため

 

自分に合った適切な薬を

見つけることが重要と考えられ

ています。

 

抗てんかん薬の種類には

興奮系の細胞を抑える作用のある薬と

抑制系の細胞の働きを促す作用の

ある薬と大きく2つに分けられ

 

また、どちらにも当てはまらない

作用で、てんかん発作を抑える薬も

あります。

 

抗てんかん薬は、適切に服用すれば

安全に使用でき

 

抗てんかん薬をいつまで

飲み続ければいいといった

具体的な基準はまだありませんが

 

現在は、最後の発作から2~4年の間

一度も発作がみられず

さらに、脳波の異常が2年以上みられ

ないことが薬を止める条件とされて

います。

 

 

しかし、薬の効き目にも

副作用にも個人差があり

多くの薬が肝臓で代謝されるので

肝臓には一定の負担がかかるほか

 

眠気や認知力の低下といった

薬ごとの副作用があります。

 

また、中には妊娠中に使用すると

胎児への影響が大きい薬剤があるので

計画的な妊娠・出産が望まれます。

 

ただ、適切と考えられる薬を

適量使用しても発作が抑え切れない

いわゆる「難治性てんかん」と

言われる人の場合、外科治療を

検討することがあり

 

手術は基本的に開頭で行い

脳の過剰な興奮が起きる部位を

切り取る焦点切除術や

 

脳の異常な興奮が拡散する経路を

遮断する遮断手術などがあります。

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今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

てんかんについては伝わりました

でしょうか?

 

日本のてんかんの有病率は

人口10万人あたり200~300人程度と

考えられており

比較的多い病気とされています。

 

「脳の慢性疾患」とも呼ばれ

意識障害やけいれんを

繰り返し起こすてんかんは

 

乳幼児からお年寄りまで幅広く

発症する可能性のある脳の疾患です。

 

しかし、現在では

治療で適切な抗てんかん薬を

服用することで、大部分の患者さんは

発作が抑制され

 

通常の社会生活を支障なくおくれ

ます。

 

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その為、疑わしい場合には

一度、医療機関に相談することを

おすすめします。

 

その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

 

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よろしくお願いいたします。

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