種類がある?てんかんの意外な原因とは?てんかん発作の症状で精神疾患?診断基準や治療方法に完治はするの?

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「てんかん」という病気を

ご存知でしょうか?

 

その原因や症状は人により様々で

乳幼児から高齢者まで

どの年齢層でも発病する可能性があり

 

突然意識を失って反応がなくなる

などの「てんかん発作」を

くりかえし起こすのが特徴です。

 

 

しかし、発作を起こす病気ということ

以外はよく知らないという人が

多いのですが

 

実は発症のピークは高齢期にあり

てんかんとはどのような病気で

その症状や原因について

 

また、病院ではどのような

治療が行われるのかなど

知っておくことは大切です。

 

そこで今回は

種類がある?
てんかんの意外な原因とは?

てんかん発作の症状で精神疾患?

完治はするの?
てんかんの診断基準や治療方法は?

 

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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種類がある?てんかんの意外な原因とは?

 

てんかんとは

繰り返し発作が起こる脳の病気ですが

「てんかん発作症候群」と

呼ぶこともあります。

 

 

てんかんの原因は人によって

様々ですが、大きく2つの種類があり

 

一つは「症候性てんかん」といい

脳に何らかの障害や傷があることに

よって起こるてんかんです。

 

例えば、生まれたときの仮死状態や

  • 低酸素
  • 脳炎
  • 髄膜炎
  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • 脳外傷
  • アルツハイマー

などが原因となることがあります。

 

そして、もう一つは

「特発性てんかん」で

 

様々な検査をしても異常が

見つからない原因不明のてんかん

です。

 

特発性てんかんの場合

生まれた時からてんかんに

なりやすい傾向を持っていると

考えられています。

 

その為、ある日突然誰にでも

起こり得るもので

 

患者数は症候性てんかんがおよそ4割

特発性てんかんがおよそ6割と

いわれています。

 

しかし、てんかんのほとんどは

遺伝しないと考えられています。

 

てんかん患者の子どもがてんかんを

発症する確率は、両親がてんかんを

持たない場合よりも少し高いのは

事実ですが、発症率は数%で

 

一部のてんかんの発病に遺伝子が

関係していたり、発作の起こり

 

やすさを受け継ぐことが明らかに

なっていますが、むしろそうした

てんかんの多くは良性であり

治癒しやすいようです。

 

では、てんかんは脳の病気と

お伝えしましたが

その具体的なメカニズムについて

さらにお伝えします。

 

 

人間の体には、神経が張りめぐらされ

その神経の中は常に弱い電気信号が

通ることによっていろいろな

情報が伝達されています。

 

そして、脳では神経細胞が集合し

さまざまな情報が処理され

  • 目や耳から入る情報
  • 皮膚で感じる情報
  • 匂いや味などの情報

など、神経を通じて脳に伝達される

ことによって、様々な事を人間は

感じとります。

 

また、逆に脳からの命令を

意識することによって

体などを動かすこともできます。

 

さらに、意識していない

心臓の動きの調節や呼吸なども

脳からの命令であり

  • 感情
  • 情緒
  • 理性

などの精神活動や記憶も

制御されています。

 

だからこそ、このような働きのある

脳内の電気信号が何らかの原因で

一斉に過剰に発生すると

その部位の脳の機能が乱れ

 

脳は適切に情報を受け取ることや

命令ができなくなり

その結果、体の動きをコントロール

できなくなります。

 

また、脳の神経は興奮と抑制が

バランスよく働いていますが

 

興奮系の神経が強く働いたり

抑制系の神経の力が弱まると

激しい電気的乱れ(過剰興奮)が

生じます。

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てんかん発作の症状で精神疾患?

 

てんかんの症状としては

意識障害やけいれんなどの発作が

主な症状です。

 

 

脳は、中央の溝を境に大きく

右半球と左半球に分かれ

右半球は左半身を

左半球は右半身の神経を調整し

 

また、脳は各部位ごとにそれぞれの

働きを担っているため

電気信号の乱れや興奮が起こる

部位によって発作の症状が変ります。

 

てんかん患者さんは

発作の起こる部位が決まっているため

発作ごとに同じ症状が繰り返され

 

たとえば、手を動かす神経の部位で

過剰な電気的興奮が起こると

手のけいれんが頻繁に起こります。

 

そして、過剰な電気的興奮が

起こった部位や電気的な興奮の

広がり方によって

「部分発作(局在関連発作)」と

「全般発作」に分けられます。

 

部分発作とは

過剰な電気的興奮が脳の一部に

限定されて起こる発作で

 

意識がはっきりしている

「単純部分発作」と

意識障害が伴う

「複雑部分発作」に分けられます。

 

部分発作の中には、限定された

部位の過剰な興奮が大脳全体に

広がるものもや、部分発作に続いて

全般発作がみられるものもあり

 

発作の始まり方から部分発作に

含まれますが、次の段階で

電気的興奮が広がっていく発作は

「二次性全般化発作」と呼ばれます。

 

単純部分発作では

本人の意識があるため

発作の始まりから終わりまで

症状をすべて覚えています。

 

過剰な電気的興奮を起こす

部位によって運動機能の障害として

  • 手足や顔がつっぱる
  • ねじれる
  • ガクガクとけいれんする
  • 体全体が片方に引かれる
  • 回転する

などが起こり

 

また、視覚や聴覚の異常には

  • 輝く点や光が見える
  • ピカピカする
  • 音が響く
  • 耳が聞こえにくい
  • カンカンと音が聞こえる

自律神経の異常では

頭痛や吐き気を催すなど

多彩な症状がみられます。

 

 

 

複雑部分発作では

意識が徐々に遠のいていき

周囲の状況がわからなくなるような

意識障害がみられ

 

患者さん本人には記憶障害が

みられます。

 

ただ、意識障害中に倒れることは

少なく、急に動作を止め

顔をボーっとさせるといった

「意識減損発作」や

 

無意味な動作である

  • 辺りをフラフラと歩き回る
  • 手をたたく
  • 口をモグモグさせる

といった「自動症」などの症状が

みられます。

 

そして、二次性全般化発作では

単純部分発作または複雑部分発作の

症状から始まり、ほとんどの場合

強直・間代発作に進展します。
(きょうちょく・かんたい)

 

発作が始まる前に「前兆」がみられ

意識が消失し、症状だけでは

強直・間代発作との見分けが難しい

発作ですが脳波の測定により

診断できます。

 

 

では、次に全般発作についてですが

 

全般発作とは

大脳の両側にまたがる広い範囲で

過剰な興奮が起こることで

発作時には、ほとんどの患者さんの

意識はありません。

 

全般発作の中で

その発作の症状により

  • 強直発作
    (きょうちょくほっさ)
  • 間代発作
    (かんたいほっさ)
  • 脱力発作
    (だつりょくほっさ)
  • 欠神発作
    (けっしんほっさ)
  • ミオクロニー発作
  • 欠神発作
    (けっしんほっさ)
  • 点頭発作
    (てんとうほっさ)

など細かく分類されています。

 

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「強直発作」とは

  • 突然意識を失う
  • 口を固く食いしばる
  • 呼吸が止まる
  • 手足を伸ばした格好で
  • 全身を硬くなる

などが数秒~数十秒間持続します。

 

「間代発作」とは

膝などを折り曲げる格好をとり

手足をガクガクと一定のリズムで

曲げたり伸ばしたりする

けいれんが起こり

 

一般には数十秒で終わりますが

1分以上続くこともあります。

 

「脱力発作」とは

全身の筋肉の緊張が低下・消失

するため、くずれるように倒れて

しまう発作です。

 

発作の持続時間は数秒以内と短く

発作と気づかれにくいのが特徴です。

 

「欠神発作」とは

数十秒間にわたり意識がなくなる

発作ですが、けいれんを起こしたり

倒れたりはせず

 

話をしたり、何かをしているときに

突然意識がなくなり、急に話が

途切れたり、動作が止まったりする為

 

「注意力がない」「集中できない」

など思われ、周囲の人が

てんかん発作であることに

気が付かないこともあり

 

特に学童期や就学前に症状が

現れることが多く、女児に多い

発作です。

 

「ミオクロニー発作」とは

全身あるいは手足など

どこか一部分の筋肉が一瞬ピクッと

収縮する発作です。

 

瞬間的な症状のため

自覚することが少ない発作ですが

連続して数回起こることもあり

 

転倒したり、持っている物を

投げ飛ばしてしまうほど症状が

強いこともあります。

 

さらに、光によって誘発される

こともあるため、寝起きや寝入りに

起こりやすい傾向があります。

 

「欠神発作」とは

数十秒の間、意識だけ失い

動作が止まる発作で

 

就学前や小学生の女の子によくみられ

ボーっとなり、一時的に意識が

なくなる発作です。

 

また、素早く回復する単純欠神発作と

意識障害に加えて他の症状も

現れる複雑・欠神発作があり

 

欠神発作と一緒に現れる症状として

舌なめずりや手を揉むなどの

「自動症」や「ミオクロニー発作」

などがあります。

 

 

「点頭発作」とは

小さな子供に起こる発作で

「スパズム」ともいい

 

全身の筋肉が緊張し、頭がおじぎを

するように倒れたり

両手をバンザイするように

ふり上げるなどの動作が特徴です。

 

しかし、てんかんが重積状態となれば

発作がある程度の長さ以上続く状態や

短い発作の場合でも繰り返し起こって

 

その間の意識がない状態が起こり

生命に危険が及ぶ可能性があります。

 

従来、発作が

「30分間以上続いた場合」に

重積状態とされていましたが

 

最近の考え方では5~10分間以上

発作が続く場合は重積状態と判断して

治療を開始するようになっています。

 

また、てんかんは合併症を

引き起こすことがあり

てんかんの原因が脳のどの部分に

あるかによって

  • 言語
  • 運動
  • 知能

などの障害が起こり

 

子供の場合、発達障害をともなう

こともあります。

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そして、発作に関連する

精神症状として、複雑部分発作の際に

怒りっぽくなる、1つのことに

こだわりが強くなり執着する

または幻覚が見えるなどの症状が現れ

 

また、発作がいつ起こるかわからない

  • 不安
  • 絶望
  • 孤立

などからくる、うつなどの精神疾患を

引き起こすことがあります。

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完治はするの?てんかんの診断や治療方法は?

 

しかし、てんかんが疑わしい場合には

一度、医療機関に相談することを

おすすめしますが

 

てんかんは繰り返し起こることが

特徴ですので

1回の発作だけではてんかんと

診断することが困難です。

 

また、医師がてんかんの発作を

目撃することはきわめて稀ですので

てんかんの診断する場合

 

実際にどのような発作が起こるのかを

具体的に医師に伝えることがとても

大切です。

 

その場合、本人は発作を覚えていない

ことも多いので、周囲の方から見た

発作時の状況は重要な判断材料になり

 

また、脳波にどのような波が出て

いるかにより、診断をつける場合も

あります。

 

その為、検査では

  • 脳波検査
  • CT検査やMRI検査
  • 血液・尿検査

などが用いられます。

 

てんかんの治療法には

薬物療法が用いられ

主に抗てんかん薬が処方されます。

 

患者の発作の形、脳波検査

その他の検査の結果を参考にして

10種類以上もの抗てんかん薬の中

から薬を選びます。

 

ただ、これらの薬は原因を治す

効果はありません。

 

また、小児期のてんかんは

年を重ねていくごとに脳が発達する

ため、発作が起こらなくなっていく

事もありますが

 

一般的に大人のてんかんの完治は

難しいとされています。

 

その為、脳の異常な電気信号の

興奮が起きないように

薬を飲み続けることによって発作を

コントロールし、健康な方と同じ

生活をおくることができるようして

いくすることが重要で

 

治療がうまくいけば最終的には

薬を止めることができます。

 

 

現在は、最後の発作から2~4年の間

一度も発作がみられず

 

さらに、脳波の異常が2年以上

みられないことが薬を止める

条件とされています。

 

また、その他の治療方法としては

  • 外科手術
  • ケトン食療法
  • 迷走神経刺激療法
  • ACTH療法

などが用いられ

 

これらの治療以外にも

睡眠時間を整えたり

 

光などの発作を引き起こす刺激を

避けるなど、日常生活を見直すことも

てんかん治療に有効な方法と

されています。

 

てんかんの発症率は100人に1人と

言われ、全国に100万人の

てんかん患者がいると考えられます。

 

しかし、現在の医療では

適切な治療で発作を70~80%の人で

コントロール可能と考えられ

 

多くの人たちが普通に社会生活を

営んでいます。

 

とは言え、2割の人は

薬を飲んでも発作をコントロール

できない状態の

「難治性てんかん」に苦しんで

いるのが現状のようです。

 

 

今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

てんかんについては伝わりました

でしょうか?

 

 

 

てんかんは誰もがかかる可能性のある

ありふれた病気のひとつで

 

もし、てんかんらしき症状が現れると

どう対処すればいいのか迷うことが

あるかと思います。

 

しかし、複数の抗てんかん薬の調整や

外科治療などの専門的な治療を

必要とする場合もあります。

 

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現在では、てんかんの原因解明に

向けた研究が進みつつあり

疑わしい場合には一度、医療機関に

相談することをおすすめします。

 

その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

 

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今後の励みになりますので
よろしくお願いいたします。

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