世の中には色々な病気が

存在しますが

「サルコイドーシス」という病名を

ご存知でしょうか?

 

 

 

サルコイドーシスは

イギリスで発見されて以来

全世界で報告されている病気で

 

謎が多く、全身のさまざまな部位に

細胞が集まって硬くなった

小さな肉芽腫ができるのが特徴です。

 

発生場所の範囲は広く

その場所によって違う症状が起こり

ます。

 

一般的に予後は良好ですが

合併症が発症した場合には

難治性となるために

 

厚生労働省の指定難病に

挙げられています。

 

しかし、男性の場合は若い人に

女性の場合は高齢者に多い傾向があり

 

具体的に、どんな症状が現れるのかや

またその対応策について

知っておくことは大切です。

 

そこで今回は

難病指定のサルコイドーシスとは?

サルコイドーシスの原因は?

皮膚に異変!?
サルコイドーシスの症状は?

サルコイドーシスの検査や治療方法は
ステロイド?

 

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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難病指定のサルコイドーシスとは?

 

「サルコイドーシス」とは

ラテン語(sarcoidosis)で

「肉のようなものができる病気」

という意味があり

 

全身のいくつかの臓器に

小さな腫れ物ができる病気です。

 

 

この病気は約100年以上も前に

イギリスで皮膚の病気として

発見され

 

おもに「類上皮細胞」や「リンパ球」

などの集合でできた

「類上皮細胞肉芽腫」という
(るいじょうひさいぼうにくげしゅ)

結節(けっせつ)が

  • リンパ節

などの全身のさまざまな

臓器にでてきます。

 

閲覧注意!!画像はこちら>>>

 

肉芽腫は目に見える大きさのものから

顕微鏡でやっと見えるようなものまで

大小様々です。

 

ただ、「肉のかたまり」といっても

癌とは全くちがい、悪性疾患ではなく

また、感染症ではありませんので

他人に感染する心配はありません。

 

世界中にある病気で

人間しか罹らないといわれ

また、地域や人種のちがいによって

発生率や重症度にちがいがあり

 

ヨーロッパでは南欧より北欧に

多くみられ、アメリカでは黒人が

白人の数倍もかかりやすく

かつ重症です。

 

日本においては1年間に新たに

発症するサルコイドーシス患者数は

人口10万人あたり2~3人と

ずいぶんまれですが

昔は若い男性に多く発病して

いました。

 

ただ、何もしないでも2年間ぐらいで

自然に良くなる病気なので

放置しても良い病気だと

考えられていましたが

 

最近では、この病気は若い人から

お年よりまで発病し、特に眼に

病変をきたし、失明してまう

可能性のある病気だということが

分かってきました。

 

 

サルコイドーシスは

自覚症状がほとんどなく

 

健康診断や人間ドックなどの

検査で偶然発見されたり

眼科でたまたま診断される

患者さんが増えています。

 

年齢別では、男女ともに20歳代と

50歳代以降に多い特徴があり

地域でみると、北海道に患者さんが

多いとされています。

 

ただ、サルコイドーシスの経過は

数年から数十年に及び

急速に悪くなったり

良くなったりするものではなく

 

また、自然寛解(かんかい)

することが多いのですが

その反面1~2割は難治化するため

 

厚生労働省により難病指定

されており、重症度が高い場合には

公費から医療費補助を受ける

ことができます。

 

寛解:病状が治まっておだやかで
あること。

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サルコイドーシスの原因は?

 

サルコイドーシスの原因は

体のなんらかの異常反応であること

には間違いないのですが

 

何に対する反応なのか

どういう体質の人がそのような

異常反応をおこすのかなど

まだわかっていません。

 

 

なんらかの抗原物質(起因物質)が

かかりやすい体質を持つ人の

免疫細胞であるリンパ球の

「T細胞」を活発にすることで

 

活発化したT細胞が刺激物質を

生成し、今度は体内に侵入した

異物を取り込んで食べる細胞

「マクロファージ」が

それにより刺激され

肉芽腫ができると考えられています。

 

ただ、何が起因物質になるのかは

今までも

  • 結核菌説
  • 溶連菌説
  • ウイルス説

など、たくさんの説があり

 

現在では、東京医科歯科大学の

研究によって

「プロピオニバクテリア」という

ニキビの原因となる菌によると

いう説が最も有力ですが

 

サルコイドーシスは、肉芽腫が

できたり、肺に病変が起きたりする

ケースが多いなど

「結核」と似ている部分があり

 

海外では依然として

結核菌感染説を支持している人も

います。

 

ただ、同じ家族で発症した例が

ごく少数これまで報告されていますが

ほとんどの方は血縁内に

同じ病気の方がいませんので

一般的にはサルコイドーシスは

遺伝しないと考えられています。

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皮膚に異変!?サルコイドーシスの症状は?

 

サルコイドーシスの症状は

地域や人種で症状や重症度も

異なるのが特徴のひとつで

 

病気が現れた臓器によって

異なります。

 

 

いままでの日本の患者さんは

あまり自覚症状がなく

偶然に発見されることが

多かったのですが

 

最近は、病気の発生する部位によって

いろいろな自覚症状で発見に至る

ケースも多くなっています。

 

サルコイドーシスの症状には

ごくまれに

  • 発熱
  • 倦怠感(けんたいかん)
  • 体重の減少などの

症状がありますが

 

・肺および胸部リンパ腺の場合

胸部X線写真で

偶然発見される場合が多いですが

自覚症状はほとんどなく

 

肺炎や喘息とちがって

咳や息切れといった呼吸器症状が

でることはむしろ稀ですが

 

病気が進んだ場合に

呼吸困難を感じるようになります。

 

・眼の場合

日本では、欧米に比べて

目の症状をきっかけに発見される

ことが多いのが特徴で

 

目の症状で病院を受診し

ぶどう膜炎からサルコイドーシス

だとわかるケースが多くみられます。

 

目のぶどう膜という部分に

炎症がおこり霧がかかったように

ぼやけたり(霧視)

 

視野の中を黒い点が

動いたり(飛蚊症)、目が充血したり

視力が低下したりします。

 

昔はブドウ膜炎をおこす病気としては

  • ベーチェット病
  • サ症
  • 原田氏病

などでしたが

 

現在は全国的に

サルコイドーシスが一位に

なっています。

 

 

・皮膚の場合

サルコイドーシスの皮膚病変が

よくできる場所は

  • 鼻の横
  • 上下肢
  • 胸や背中
  • 腹部や臀部

などで、痛くも痒くもない

赤い斑点ができるのが

一番多いパターンですが

 

顔にできたときは美容上問題を

抱える事になります。

 

・リンパ腺の場合

首や脇の下、脚の付け根の

リンパ腺が腫れることがあり

ほとんどの場合、痛みがありません。

 

 

・心臓の場合

日本には眼病変が多いですが

心臓病変も多いのが特徴で

日本人サルコイドーシスの

約10%に心臓に病変があり

 

大きく分けて

刺激伝導系が侵されて

不整脈がおこる場合と

 

心臓を収縮させる筋肉が

侵される場合です。

 

軽症では軽い心電図異常程度ですが

脈がとんだり急に遅くなったり

不整脈を自覚するようになったら

注意が必要です。

 

重症になると心臓が正常に

働かなかったり、突然心臓マヒを

おこすことがあります。

 

・肝臓の場合

病変が広範囲であっても

それによって肝臓の機能が

低下したり、黄疸が出たりする

ことはあまりありません。

 

腹部圧迫症状を呈するほど

肝臓が腫大する場合を除けば

病変が見つかってもそのまま

自然に治ることが多いです。

 

 

・神経の場合

サルコイドーシスは

脳や髄膜、脊髄や末梢神経の

どこにでもできる可能性があり

侵される部位によっていろいろな

神経症状をきたし

 

なかでも顔面神経マヒと

聴覚神経マヒが多く現れます。

 

・筋肉の場合

筋肉を侵した場合には

ほとんどが腫瘤(コブ)を

形成してきますが

 

実際に感覚異常や運動障害を

おこすことは少ないようです。

 

・唾液腺、涙腺の場合

唾液や涙の分泌がそれぞれ減り

口の渇き、眼の乾きを

自覚するようになり

 

また、虫歯ができやすくなったり

眼に異物感をいつも感じるかたも

いるようです。

 

・骨の場合

骨病変は、足の指や手の指に

多い傾向があり

 

骨髄中に肉芽腫が形成されるために

骨が腫れたり、破壊されると

このときに痛みを伴います。

 

しかし、骨病変の頻度は

日本では1%前後と低いです。

 

サルコイドーシスは

どこに病気がでるかは

患者さんによって異なり

 

病気のおこる頻度の高い臓器は

肺および胸部のリンパ腺 80%
眼           50%
皮膚          20%

ですが、決まったパターンは

ありません。

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サルコイドーシスの検査や治療方法はステロイド?

 

お伝えした症状があり

疑わしい場合には一度

医療機関に相談することを

おすすめしますが

 

サルコイドーシスの検査では

  • 血液検査
  • 胸部CT
  • 気管支鏡検査
  • 組織検査
  • 尿検査
  • 腎機能検査
  • 肺機能検査
  • 心電図

など、多くあり

 

診断のために7日くらいの

検査入院が必要となります。

 


 

サルコイドーシスは自然に治る

可能性のある病気である一方で

治ったと思って治療をやめると

再発することも多い病気でもあり

 

国際サルコイドーシス学会では

治療指針を

無症状ならばあえて治療はせずに

病気の自然経過を見守り

 

  • 肺病変の進行

  • 心臓病変

  • 具体的な機能障害を伴う

  • 中枢神経病変

  • 点眼薬で改善しない活動性眼病変

  • 美容上問題となる皮膚病変

  • 持続する高カルシウム血症や
    尿症

 

などが見られる場合

治療を開始すると決めています。

 

サルコイドーシスは特定疾患

いわゆる難病に指定され

 

診断がついたら特定疾患申請用の

診断書を主治医が準備しますので

もよりの保健機関に申請し

 

認定されれば、重症度に応じて

医療費の自己負担分の全部または

一部が国の負担となります。

 

治療方法では

サルコイドーシスに対して

治療効果がはっきりわかっているのは

副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤

ですが

 

長期間服用すると

  • 太る
  • 顔が丸く腫れる
  • 糖尿病がでる
  • コレステロールが上がる
  • 骨が弱くなる
  • ケガ治りにくくなる

など様々な副作用が生じてきますので

 

治療を考えるときには

治療効果と副作用とのバランスを

常に考える必要があります。

 

ただ、ステロイド剤に替わる

治療薬剤として

ここ数年、注目を集めている薬に

「メソトレキセート」という

薬剤があり

 

効果はステロイドと同等あるいは

それ以上が期待されていますので

主治医に相談してましょう。

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今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

サルコイドーシスについては

伝わりましたでしょうか?

 

 

サルコイドーシスと付き合って

行くためには、いたずらに

不安にならないで

 

まず、病気を正しく理解することが

大切です。

 

とにかく、無理をしないで

ステロイド薬や免疫抑制剤の使用は

専門医とよく相談し

治療方針を決定しましょう。

 

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その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

 

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よろしくお願いいたします。

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