子供によく見られるけいれんに

「熱性けいれん」というものがあり

ます。

 

突然、子供が白目をむいて

両手足をピンと伸ばしたまま

ガクガク震え出し

 

初めて子供が熱性けいれんを

起こしたのを見ると、保護者の方は

パニックになりがちです。

 

 

けいれそのものは短くて

すぐ治まる場合が多いですが

まずは落ち着いて

冷静に対処しなければいけません。

 

その為、原因や症状、対処法など

予め知っておく事が大切です。

 

そこで今回は

意外としらない熱性けいれんとは?

熱性けいれんの症状や後遺症に
てんかんとの違いは?

熱性けいれんの対処法や治療方法は?

予防するには?
保育園への対応はどうすれば?

 

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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意外としらない熱性けいれんとは?

 

熱性けいれんとはその名前のとおり

発熱がきっかけになって起こる

けいれんです。

 

 

風邪やはしか、インフルエンザなどの

感染症で熱が上がり

発熱に伴って起きるけいれんで

 

発熱は38℃以上で

多くは生後6ヶ月~6歳くらいまでの

乳幼児に見られます。

 

また、子供100人の内

数人起きるもので、日本では小児の

約7%は熱性けいれんを経験すると

報告されているほど

珍しい症状ではありません。

 

熱性けいれんを起こすと

意識障害を起こすこともありますが

原因がはっきりわかっている

  • 脳炎
  • 脳出血
  • てんかん

とは区別されています。

 

ただ、けいれんは突然起こることが

多く、身体を硬くして

手足がガタガタ震え

 

目は上向きになり、白目をむき

呼びかけに反応せず

意識障害を起こしたりするので

 

初めてお子さんが熱性けいれんを

起こすとパニックを起こしてしまう

人が多いようです。

 

熱性けいれんのメカニズムは

まだはっきりわかっていませんが

脳が未熟であるために起こるのでは

ないかと考えられています。

 

脳は、微弱な電流を使って

指令を出しますが

熱の刺激に弱い乳幼児は

高い熱を出すと上手く電流の調整が

できなくなり

 

その結果、筋肉に勝手な指令が

出てしまい、けいれんが

生じてしまうと言われています。

 

 

また、遺伝とも関係があると考えられ

親や兄弟に熱性けいれんが

起きたことがあれば

起こす可能性が高くなります。

 

さらに、突発性発疹の原因である

「ヒトヘルペスウイルス」のように

神経親和性が高いウイルスに

感染したときに起こりやすいため

 

原因としてウイルスの関与も

指摘されています。

 

そして、予防接種による発熱に

関しても指摘され

 

麻疹を含む混合ワクチンの

第1回目接種後がもっとも

発熱が多いとされ

 

次いで小児用の肺炎球菌ワクチンの

発熱率が高く

 

麻疹ワクチンは接種後2週間以内に

多く、肺炎球菌ワクチンは

接種後1週間以内(特に0~2日)の

発熱がほとんどです。

 

 

ただ、こういった予防接種による

発熱での熱性けいれんの再発例は

1%程度と低めで

 

熱性けいれんの再発を恐れて

予防接種を控えると

かえって感染症のリスクを

高めることにつながることになり

 

むしろ積極的に予防接種は

受けた方がよいと言えますが

心配な場合は事前にかかりつけの

医師に相談しましょう。

 

ただ、熱性けいれんを起こすのは

たいてい1回だけですみいますが

約30%が2回目のけいれんを起こし

 

さらにそのうちの20~30%が

3回目を起こすといわれています。

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熱性けいれんの症状や後遺症にてんかんとの違いは?

 

熱性けいれんの症状は

熱が出始めてから24時間以内に

けいれんを起こし

 

2~3分ほど意識を失うのが

典型的な症状です。

 

 

ただ、高熱が出ている上で

熱性けいれんは起こりますが

状態によりいくつか分類されて

います。

 

熱性けいれんで起こるのは

「強直性」と「間代性」という

2種類のけいれんがあり

 

両方が見られる場合と

どちらか一方のみの場合があります。

 

強直性けいれんとは

身体が急に強張り

手足をピーンと突っぱねたり

白目をむいて口から泡を吹き

息が止まることがあるけいれんです。

 

間代性けいれんとは

バタバタと手足をばたつかせ

顎がガクガク震えたりします。

 

さらに、熱性けいれんは

単純型と複合型に分けられ

単純型は後遺症の心配がほとんど

ないとされていますが

 

その一方で、複合型は

一回の発熱で何度もけいれんを

起こし(群発)、発作後の意識が

戻りにくく、37℃台の発熱でも

 

けいれんを起こしすいのが特徴で

年齢が高くなっても

けいれんを起こすことがあります。

 

まれに15分以上持続する場合や

1日に2回以上繰り返す場合は

注意が必要で、入院することも

必要となります。

 

 

しかし、熱性けいれんのように

けいれんをとも伴うものには

「てんかん」や「泣き入りひきつけ」

などがありますが、違いとしては

 

てんかん発作は発熱がなくても起こり

一過性、反復性発作と呼ばれる

いろいろな神経症状を起こします。

 

てんかんは、長期治療が必要な病気で

脳波を調べると、特有の異常が見られ

診断されます。

 

また、熱性けいれんは

主に乳幼児期に限って発症するのに

対し、てんかんは発症してから

長く治療し続ける疾患で

 

必ずしもけいれんを伴うもので

はないことも特徴です。

 

そして、泣き入りひきつけは

病気ではなく赤ちゃんの個性により

起こるもので

 

熱はなく、激しく泣いている途中で

興奮してひきつける状態です。

 

ただ、その場合たいてい1分程度で

おさまり、治療はいりません。

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熱性けいれんの対処法や治療方法は?

 

熱性けいれんは、だいたい

5分以内で治まる場合が多く

 

数分で治まるけいれんの場合は

脳に後遺症を残したり

命の危険があったりするものは

少ないです。

 

 

その為、慌てず、落ち着いて

対処しましょう。

 

大声で名前を呼んだり

身体を揺すったりせず

まずは、対処法として

  • 首の周りなどを締め付けないよう
    衣服を緩める

  • 平らなところに寝かせる

  • 嘔吐が見られる場合
    気道に詰まらないようにする

その後、診察時にそなえ

けいれんの様子(左右差)や

持続時間、体温などを確認して

おきましょう。

 

また、熱性けいれんの

激しい症状を見た際には

すぐに救急車を呼びたくなる

ものですが

 

症状の多くは2,3分で治まりるため

救急車が到着した頃には

ケロッとしていることが多いので

まずはしばらく様子をみましょう。

 

救急車を呼ばなければいけない場合

としては、発作が5分以上続く場合や

また発作がおさまっても

 

意識の戻りや顔色が悪いなどを

目安しましょう。

 

病院での検査と診断は

  • 髄膜炎
  • 脳炎
  • 脳症

などに伴うけいれんとの

区別が重要となり

 

けいれんの前にも意識障害が

みられる場合や診察で

神経学的異常所見がみられた場合

それらが疑われ

  • 髄液検査
  • 頭部画像検査
  • 脳波検査

などが必要です。

 

 

もし、熱性けいれんであれば

治療方法としては

けいれんそのものは短時間で治まり

再発が少ない事から

痙攣の状態を観察する事が大切です。

 

けいれんが続く場合は

けいれんを止める抗けいれん薬を

使いますが

 

熱性けいれんとわかっている場合は

数分で治まるので

特に治療を必要としません。

 

そして、熱性けいれんで

病院の診察を受けた後

けいれんの再発予防として

 

ダイアップ座薬(ジアゼパム)が

処方されることがあります。

 

過去に15分以上のけいれんを

起こしたり、複数回けいれんを

起こしたことがある子供や

 

体の一部だけ強いけいれんを

起こしたなどの経験がある

子供が主に利用し

 

使用方法として

37.5度~38度以上に熱が上がった

ときに1回、その8時間後にもう1回

計2回1セットで予防のために

挿入します。

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予防するには?保育園への対応はどうすれば?

 

熱性けいれんは、あまりなじみの

無い病気かもしれませんが

意外と発症する可能性は高い

病気です。

 

 

その前兆として、症状が出やすく

なるのは、38℃以上の高熱時に

起こりやすくなります。

 

このような時に、ついさっきまで

元気に遊んでいたのに

急にぼーっとし始めたり

 

力なく一点を見つめ、急にぐったり

して横になるというような状態に

なると要注意です。

 

しかし、ひとたび熱性けいれんを

起こした子供は、熱が出たときに再度

熱性けいれんを起こす可能性が

あります。

 

予防法として

痙攣を抑える坐薬を発熱時に

使用することがありますが

熱性けいれんの予防を行うかどうかは

  • 痙攣の頻度
  • 持続時間
  • 年齢

などで変わってきますので

医療機関で相談し

 

子供を保育園などに預けている場合

保育園への対応として

けいれん止めの座薬を預かって

おいてもらうなど

相談してみるようにしましょう。

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今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

熱性けいれんについては

伝わりましたでしょうか?

 

 

熱性けいれんは、周りの大人が

落ち着いて対応することが必要な

病気です。

 

自分の子供がいきなり

白目をむいてけいれんし始めたら

驚く当たり前ですが

 

しかし、救急車を呼ばなくては

いけない状態は

実はそんなに多くはなく

 

1回きりで終わる子供さんの方が

圧倒的に多いので

 

5分間は冷静に症状を見て

適切な対処法を取ってください。

 

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その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

 

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よろしくお願いいたします。

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