「クッシング症候群」という

症状を存知でしょうか?

 

主に中年の女性にみられ

副腎で分泌されるホルモンのひとつ

「コルチゾール」というホルモンが

関係し、起こる症状です。

 

 

 

過剰なホルモン分泌により

体内のホルモンバランスが崩れ

様々な症状を起こします。

 

しかし、もともとコルチゾールは

人間にとって必要不可欠な

ホルモンの一つです。

 

では、なぜコルチゾールが

過剰に分泌することになったのか

多くの方がお悩みのご様子。

 

そこで今回は

意外に知らない
クッシング症候群とは?

骨粗鬆症や糖尿病に精神症状?
クッシング症候群の症状とは?

クッシング症候群の検査や
診断基準は?

クッシング症候群の治療や薬は?

 

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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意外に知らないクッシング症候群とは?

 

ホルモンとは、からだを一定の状態に

保つための調節機能の役割があり

コルチゾールはそのひとつです。

 

 

体内のいろいろな臓器でつくられ

血液の流れにのって全身をまわり

体の色々な場所で作用しています。

 

コルチゾールは本来、からだが

ストレスを受けたときに分泌される

「ストレスホルモン」で

 

ストレスを受けたときに脳を守るため

血糖値を上昇させ、栄養である

ブドウ糖を脳に送ったり

 

また、筋肉の合成を抑制し

分解を亢進させてブドウ糖の

もとであるアミノ酸を供給する

手助けをしたり

 

ストレスからからだを守る

はたらきを担っています。

 

しかし、コルチゾールは生きて

行くのに不可欠なホルモンですが

 

クッシング症候群とは

主に左右一つずつ付いている

副腎で作られるコルチゾールが

過剰に産生されることにより

起こります。

 

クッシング症候群の原因には

原因にはさまざまなものがあり

 

通常、脳の下垂体から

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が

分泌され、副腎からのコルチゾールの

分泌量が増えます。

 

そのACTHの分泌がなんらかの

原因によって過剰に増え

クッシング症候群が引き起こされ

ます。

 

また、副腎皮質に癌ができたり

下垂体以外の部位にできた

腫瘍によるACTHの分泌量の増加が

原因の場合があります。

 

ただ、腫瘍というと悪いイメージを

持つ方も多いと思いますが

70歳までにおよそ50%に

相当する人の副腎には腫瘍ができると

言われています。

 

 

さらにそれら以外にも

他の病気の治療のために

 

副腎皮質ホルモン薬を過剰に

投与することが原因で起こる

医原性のクッシング症候群もあり

 

医原性クッシング症候群は

自然発生のものと異なり

副腎の委縮と機能の低下がみられ

ます。

 

ちなみにクッシング症候群と

似た名前に「クッシング病」と

言うものがありますが

 

この違いはというと

クッシング症候群とは

副腎皮質ホルモン(ステロイド)が

体の中で異常に多く産生され

生じる病気のあくまで総称です。

 

クッシング病は脳の下垂体に

異常が起きる病気で

下垂体は副腎皮質刺激ホルモンを

分泌し、副腎でコルチゾールが

作られます。

 

そして、下垂体の異常で

必要以上のコルチゾールが

作られてしうのがクッシング病です。

 

また、下垂体に異常がなく

ACTHが適度な量であっても

副腎に問題があり、コルチゾールが

過剰に分泌されてしまうことを

「副腎性クッシング症候群」と

いいます。

 

現在の病気の患者数は不明ですが

1965~86年にかけて行われた

全国調査では、平均して年に

約100症例の新たな発症者が

見つかり、そのうち副腎性が50%

クッシング病が40%程度と考えられ

実際にはこれよりも多いと言われて

います。

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骨粗鬆症や糖尿病に精神症状?クッシング症候群の症状とは?

 

クッシング症候群の発症の

男女比は1:4で、特に中年女性に

多くみられることがわかっています。

 

明らかに目で見てわかる症状としては

満月のような丸い顔(満月様顔貌)

になる「ムーンフェイス」になる

ことと、肥満です。

 

 

また、症状が持続すると四肢が

細くなり、同時に皮膚も薄く

なっていき、皮膚の下にある

毛細血管が透けて見えることも

あります。

 

さらに、軽くぶつけただけで

内出血を起こしたり

 

顔がむくんで赤ら顔になるなど

体の表面的な部分にさまざまな

症状が現れます。

 

そして、男性は性欲減退や勃起不全

女性は月経異常がみられる場合や

ひげが濃くなることがあります。

 

他にも

  • 高血圧
  • 抵抗力低下
  • 糖尿病
  • 野牛肩(バッファローハンプ)
  • 皮膚線条
  • 多毛
  • 筋力低下
  • 骨粗鬆症
  • 不安、抑うつなどの精神症状
  • 疲れやすい
  • ニキビ
  • 胃腸障害

このように様々な症状が現れます。

 

しかし、これらの症状は

進行することがあり

 

治療を行わずに放置してしまうと

高血圧や糖尿病、骨粗鬆症などの

症状を悪化させる可能性があり

 

また、免疫力が低下し続けることで

肺炎や重い感染症である敗血症を

引き起こすことも考えられ

 

敗血症は生命に危険がおよぶ病気の

1つなので、クッシング症候群の

放置は生命の危険に繋がる事が

あります。

 

さらに、精神症状による鬱状態が

悪化し、自傷行為をしてしまう

可能性もあり

 

これらの症状の悪化を防ぐため

早めに治療を開始することが

望ましいと考えられています。

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クッシング症候群の検査や診断基準は?

 

クッシング症候群が疑わしい場合には

一度、医療機関に相談することを

おすすめします。

 

 

クッシング症候群は

一般的にホルモン検査や画像検査に

よって診断されます。

 

症状がある場合に血液の検査を行い

血液中のACTHやコルチゾールが

高いことでおおよそ診断できます。

 

ただ、これらのホルモンは

ストレスホルモンであり

ストレスがかかったり、空腹になると

多く分泌されますので

 

一度の検査の診断基準が高いだけで

異常とは限りません。

 

その為、クッシング病が疑われた場合

ホルモン負荷試験によって

さらに詳しく検査することがあり

 

ステロイドホルモンを内服したあと

採血して体から産生される

ACTHやコルチゾールが下がっている

かどうかを見る必要があります。

 

それでも、クッシング症候群の

確定診断ができない場合

特定の時間に血清コルチゾール測定を

行うことがあります。

 

ただ、これらの検査で

クッシング症候群と診断されますが

その後はホルモン異常の原因が

何かを突き止めるため

 

さらに、頭部のMRIで下垂体に

腫瘍が見つかればクッシング病と診断

され、頭部のMRIで下垂体に腫瘍が

見つからない場合は

 

全身のCTなどで胸やおなかに

腫瘍がないかどうかを調べる必要が

でてきます。

 

 

さらに、体のどこにも腫瘍がみあたら

なければ、選択的静脈カテーテル検査

などが必要となり

 

静脈にカテーテルを入れ

そのカテーテルを頭の中の

海綿静脈洞までいれ

海綿静脈洞の血液を採取します。

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クッシング症候群の治療や薬は?

 

クッシング症候群は治療をしない場合

症状悪化のみならず

著しく免疫力が低下するため

感染症などで死に至る危険性が

あります。

 

 

クッシング症候群の治療としては

原因のほとんどが下垂体腺腫ですので

手術的により下垂体腺腫を摘出し

ます。

 

クッシング症候群の予後は

腫瘍を摘出する形で治療を行った場合

ホルモンの分泌が正常化するまで

時間がかかりますが

 

正しく治療を行えば基本的に

良好と考えられています。

 

ただ、ACTHを産生する

下垂体腺腫は小さいことが多く

通常のMRI検査で見つけにくい

場合もあります。

 

また、一度手術をした後でも

腫瘍が再発した場合

再度手術を考慮します。

 

しかし、手術でも腫瘍がとりきれ

なかった場合には

放射線療法を試みる場合も

ありますが、副作用として

正常な下垂体機能が損なわれ

 

下垂体機能低下症を発症する

ことがあるため注意が必要です。

 

そして現在、下垂体腺腫から

産生されるACTHを確実に抑える薬が

ないため、手術療法で改善しない場合

 

内服薬や注射薬で効果のありそうな

ものを試すか、副腎に作用し

直接にコルチゾール産生を抑える薬を

用いる場合もあります。

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今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

クッシング症候群については

伝わりましたでしょうか?

 

 

人間のからだの中で

ホルモンのはたらきはとても

重要です。

 

ひとつのホルモンが

リレーのように次々と別の

ホルモンや器官に影響を及ぼします。

 

つまり、コルチゾールが

過剰分泌されれば

他のホルモンバランスも崩れる

恐れがあり、それがさらなる症状を

引き起こす可能性があります。

 

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そうならない為に、疑わしい場合には

一度、医療機関に相談することを

おすすめします。

 

その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

 

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よろしくお願いいたします。

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