「くも膜下出血」という病名を

誰もが1度は聞いたことがあると

思います。

 

多くの芸能人や著名な方も発症し

数多くのメディアで報道されることも

多く、実に毎年約1万4千人もの

命を奪う病気です。

 

 

特に働き盛りの世代に多い

代表的な脳血管障害で

 

発症後いかに早く治療を始めるかが

その後の状態を決める大きな要因に

なります。

 

しかし、実際には何が原因で

どのように発症しするのか

実は、多くの方がわからないご様子。

 

そこで今回は

くも膜下出血とは?
死亡率や再発確率は?

遺伝性!?なりやすい人や
くも膜下出血の原因は?

くも膜下出血の初期症状や前触れは?

くも膜下出血の検査や治療は?

入院期間に後遺症やリハビリの
方法とは?

 

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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くも膜下出血とは?死亡率や再発確率は?

 

くも膜とは、脳を保護する3層の膜

  • 硬膜
  • くも膜
  • 軟膜

の一つで

 

くも膜下出血とは

脳の表面をおおう膜のひとつ

「くも膜」の下に出血がある

状態をいいます。

 

 

脳は、重さの割合に対して

大変多くの血液をもらい働いて

いますが

 

他の多くの内臓とは異なり

脳の表面(くも膜下)には比較的太い

栄養血管があり

 

一部の血管は、脳を貫いて内部へ

栄養を送る働きを担っています。

 

くも膜と脳との間(くも膜下)には

脳の栄養血管である動脈が走り

保護液でもある無色透明の体液

(脳脊髄液)が循環しています。

 

くも膜下出血とは何らかの原因で

このくも膜下に出血が起こった病態の

総称をいいます。

 

働き盛りの人に起こりやすく

発症すると死亡率が約50%と

非常に高く、とても怖い病気です。

 

また、処置が遅れると再出血の

危険性もあり、後遺障害などの

リスクもあります。

 

さらに、くも膜下出血は

「女性に多い病気」とされていますが

死亡率を比較すると

男性1に対して女性1.26と

大きな差はありません。

 

 

ただ、年代によって男女差がみられ

40歳代、50歳代では男性に多く

60歳以降は女性に多くなる傾向が

みられます。

 

その為、中年期以降は

誰にでも起こりうる病気だと

いえます。

 

さらに、くも膜下出血の再発率は

色々な統計が出ていますが

10年以内に再発する確率は

60~80%といわれ

 

できるだけ発症しないように

日ごろからリスクを

下げるための予防が大切です。

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遺伝性!?なりやすい人やくも膜下出血の原因は?

 

くも膜下出血は

くも膜下にはり巡らされた

脳の栄養血管である動脈の一部に

圧力が加わって破裂、もしくは

切れる事でおこりますが

 

くも膜下出血の原因となるのは

脳の血管のふくらみである

「脳動脈瘤」の破裂によることが

ほとんどで

 

くも膜下出血を発症した

約8割から9割の患者は

脳動脈瘤のコブからの出血です。

 

 

動脈瘤がなぜできるのかは

まだよく分かっていませんが

血管の弱い部分(分岐部など)に

できやすい傾向があり

 

脳動脈瘤は主に動脈が枝分かれする

部分にでき

また、脳全体を覆う様に広がる

動脈の始まりである

脳の底にもよく見られます。

 

その他のくも膜下出血の原因には

  • 脳血管の壁が裂ける
  • けがで血管が切れる
  • 脳血管の奇形
  • 血液の病気
  • 内臓の病気

などがあり

 

その為、色々と検査をしても原因が

突き止められない場合もあります。

 

そして、くも膜下出血に

なりやすい人のリスク要因としては

高血圧と喫煙習慣があり

 

そのほかのリスクもふくめ

自分が起こしやすいタイプかどうか

知っておくことが大切です。

 

さらに、親や兄弟などの家族に

  • 脳出血
  • くも膜下出血
  • 脳梗塞

の体験者がいる場合

 

発症するリスクが通常の2倍以上

高くなり、遺伝性が高い病気と

考えられています。

 

特に、くも膜下出血は同じ家系内に

起こることがあるので

親戚でくも膜下出血を起こした人や

未破裂脳動脈瘤がある人がいる場合は

要注意です。

 

そして、ストレスは血管を傷つけ

くも膜下出血のリスクを高めると

考えられています。

 

特に女性は影響を受けやすい傾向が

みられ、また女性の場合

60歳以降にくも膜下出血を

起こしやすくなりますが

 

これには女性ホルモンの分泌量の

減少が関係していると推定されて

います。

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くも膜下出血の初期症状や前触れは?

 

くも膜下出血の症状として

他の脳卒中(脳内出血、脳梗塞)の

多くが、頭痛を感じない事や

半身の運動麻痺を伴う事が多いこと

とは対照的で

 

激しい頭痛があり

ほとんどの方が出血した瞬間に

「バットで殴られたような頭痛」

を感じます。

 

 

これは、脳の保護膜の一部が痛みを

感じるはらたきを持っていて

くも膜下に広がっていく出血が

保護膜を刺激して頭痛をおこす

ためで特徴的な症状と言えます。

 

また、出血の程度によりますが

頭痛と一緒に、激しくはいたり

意識を失うこともあり

 

後遺症が残ったり、最悪の場合

そのまま死に至るケースもあります。

 

ただ、基本的にくも膜下出血は

何の前触れもなく発症時に症状が

現れるとされ

突然死としても有名な病気ですが

 

しかし、脳動脈瘤や脳静脈奇形により

脳神経や脳組織が圧迫されるため

数日前からの血圧の乱れたり

 

違和感のある

  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気
  • おう吐
  • けいれん

といった初期症状がみられることが

あります。

 

とはいえ、元々の血管異常や

血流の変化などによって脳にできた

コブは外から見えない分

発見しづらい状態であると言え

 

発症してから気付くというケースも

少なくありません。

 

その為、くも膜下出血は

日常での予防対策が大切です。

 

くも膜下出血の危険因子として

喫煙や高血圧、総コレステロールの

上昇などに気をつけ

 

突然の頭痛や頭のモヤモヤ感など

前兆があったら必ず受診しましょう。

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くも膜下出血の検査や治療は?

 

くも膜下出血は

早期治療で、最悪のケースを

回避することができる事があるので

 

お伝えしたような症状が起きた場合は

速やかに脳神経外科を

受診しましょう。

 

 

病院では頭部CT検査を行い

頭蓋骨の内側で脳の周囲に出血を

示す高吸収域(白く描出される)が

見られれば、診断はつくため

 

その後、すぐに脳血管撮影を行い

破裂した脳動脈瘤や脳動静脈奇形の

診断をします。

 

破裂した脳動脈瘤による

くも膜下出血の場合は

再破裂予防のため、可能であれば

治療を行います。

 

通常、動脈瘤に対して

クリッピングという手術をしますが

 

最近では血管内手術といって

血管のなかへ細いカテーテルを挿入し

コイルを入れて動脈瘤の内側に

詰める塞栓術を行うこともあります。

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入院期間に後遺症やリハビリの方法とは?

 

くも膜下出血は

出血が少しで症状が軽い時は

2週間程度で退院できますが

全体の1~2%にも満たない確率で

 

くも膜下出血の入院期間は

平均すると1~3ヶ月程度の場合が

一番多いようです。

 

 

まず、手術後2週間程度は絶対安静で

この時点で意識がハッキリしているの

なら、くも膜下出血自体の症状は

あまり重くないと考えられています。

 

とはいえ、1ヶ月程度で退院できる

場合でも、2週間は集中治療室に入り

手術をし、術後経過が良いようなら

一般病棟に入り退院といった

流れです。

 

ただ、出血した部位や出血量

発症後から治療に至るまでの

時間などに応じ、命が助かっても

重い後遺症が残る可能性があり

ます。

 

軽度の場合は治療後も今までと

同じような生活を送ることも

できますが、後遺症として

 

体のどこかに麻痺が残ったり

  • 言葉がうまく話せない
  • 言葉の理解ができない
  • 食事を上手に飲み込めない
  • 視野が狭くなる
  • 空間認識がうまくできない
  • 記憶障害
  • 意識障害

などといった後遺症が

残る場合もあります。

 

ただ、くも膜下出血は症状が起きた

後のリハビリによって症状の改善が

望める病気です。

 

くも膜下出血の場合

再破裂や状態の変化が起こり

やすいため、発症後4~14日は

ベッド上でのリハビリテーションが

中心となりますが

 

ベッド上で寝たきり状態・安静状態

となることで、身体の様々な器官が

機能しにくくなり

 

さらに運動機能が衰え

関節が硬くなったり、筋肉が萎縮し

衰えていく為、それらを予防する

ためにベッド上では

 

関節を動かしたり、麻痺のある

手足も良い位置に保ったり

寝返りをするなどを行います。

 

 

そして急性期を脱し、病態や血圧が

安定してきた頃、症状に応じて

様々なリハビリが開始されます。

 

基本的には、日常生活を行ううえで

必要な動作が行えるような

リハビリテーションが中心となり

 

運動障害には

自力で立つ・座るなどの練習から

始まり、杖や歩行器などを

用いた歩行訓練も始まります。

 

言語障害がある場合

言語聴覚士による機能評価を行い

機能に応じ日常よく使う言葉を

カードにしての

  • 発声練習
  • 理解の向上
  • ゆっくり話す練習
  • 舌の運動
  • 口周りのストレッチ

など状況に応じた

コミュニケーションの練習方法

などがあります。

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今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

くも膜下出血の原因については

伝わりましたでしょうか?

 

 

くも膜下出血は、前兆がなく

突如襲い掛かってくる病気ではなく

 

突然の激しい頭痛以外にも

前兆として風邪をひいたときの

ような頭痛や吐き気が表れることも

あります。

 

その為、前兆をしっかり自覚できるか

どうかでその後の病状に大きな影響を

及ぼすのです。

 

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しかし、いつ起こるか見当が

付きませんから、普段から健康に

気を付け、健康診断などできる限りの

ことはやっていきましょう。

 

その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

 

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今後の励みになりますので
よろしくお願いいたします。

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