ギランバレー症候群という病気を

ご存知でしょうか?

 

有名人が発症したこともあり

たびたびニュースなどで

話題になりますが

 

その原因には、下痢や風邪などの

感染症が関係していると

考えられています。

 

 

主な症状として

神経の中でも運動神経を

障害する病気です。

 

さらに、感覚神経を障害することも

あり、筋肉が動かなくなることで

急に手足に力が入らなくなることや

 

重症化すれば命の危険を伴うことも

あります。

 

しかし、この疾患にかかる人の

年齢は幅広く

誰でもかかる可能性があります。

 

では、このギランバレー症候群とは

どんな病気でどのような治療が

あるのでしょうか?

実は、そのことで多くの方が

お悩みのご様子。

 

そこで今回は

カンピロバクターにワクチン?
ギランバレー症候群の原因とは?

しびれや感覚障害?その症状とは?
診断や検査方法は?

治療法は?回復や完治はするの?

予後の後遺症や再発に死亡率は?

 

など、雑学を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

今まさに悩まれている方の為に

ではさっそく本題に入りたいと

思います。ヽ(・∀・)ノ

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カンピロバクターにワクチン?ギランバレー症候群の原因とは?

 

ギランバレー症候群とは

筋肉を動かす運動神経の障害を

起こす病気です。

 

子供からお年寄りまで

どの年齢でもかかることがありますが

女性よりも男性の方が

発症しやすいと言われ

 

発症率は年間に10万人に1~2人と

いう割合で、難病指定の中でも

高い発症率になっています。

 

 

発症すれば、急に手足に力が

入らなくなり、しびれなども

伴うことがあり

 

もっとひどい症状の場合は

寝たきりになったりすることも

あります。

 

ギランバレー症候群の原因ですが

現在はっきりとした原因は

見つかっていません。

 

ただ、神経細胞には軸索(じくさく)

という長い枝の部分があり

 

この病気では主に軸索のまわりを

取り囲む髄鞘(ずいしょう)という

部分に障害が出ます。

 

そして、患者の半数近くに

糖脂質に対する

「抗ガングリオシド抗体」と

呼ばれる自己抗体がみられ

 

この抗体が神経細胞を

攻撃していると推測されています。

 

その為、ギランバレー症候群は

免疫システムがダメージを

与えられたことで

 

本来守るはずの免疫システムが 

自分の神経を攻撃し破壊してしまう

自己免疫疾患の1つと

考えられています。

 

また、発症原因として患者の多くに

発症の1~3週間前に

  • 咳(せき)
  • 発熱
  • 咽頭痛(いんとうつう)
  • 頭痛
  • 下痢

などの感染症状があることが

多いので、各種ウイルスや細菌による

感染が引き金になると言われて

います。

 

 

主な発症理由と

されているとウィルスは

 

発症原因 その1
「カンピロバクター」

カンピロバクターとは

食中毒菌の一種で

 

ギランバレー症候群を発症する

大体発症患者の30%が

このウィルスが原因と言われて

います。

 

近年、このカンピロバクターによる

食中毒が増え、ニュースなどで

報じられることもありますが

 

主な生殖場所は

  • ブタ

など、普段よく口にする動物に生息し

不十分な調理により体内に侵入

食中毒を起こすと考えられます。

 

 

発症原因 その2
「サイトメガロウイルス」

世界中どこにでもあるウイルスで

60~90%の成人が知らないうちに

感染してると言われ

 

ほとんどの人の場合、感染しても

無症状のままのことが多いようですが

 

サイトメガロウイルスが

脅威となるのは主に妊娠中の人や

免疫力が低下している人です。

 

特に、妊娠中の人が感染すると

胎児にも感染する可能性があり

気をつけなければいけません。

 

 

発症原因 その3
「EBウイルス」

水疱瘡やヘルペスなどを

引き起こすヘルペスウイルスの一種で

 

大人になるまでに誰でも一度は

感染するといわれるくらい

とても身近な病気で

 

感染したうちのほとんどは

目立った症状が現れず

現れても軽い症状ですみます。

 

しかし、まれに「伝染性単核球症」

という病気を引き起こし

38度以上の高熱を出すことも

あります。

 

 

発症原因 その4
「マイコプラズマ」

近年、大人の間でも流行っている

マイコプラズマ肺炎の病原体

「マイコプラズマ」は多くの

人の咽喉に生息しており

 

元気な時はなんでもないですが

免疫力が落ちると発症します。

★関連記事★
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路や潜伏期間に初期症状は?診断や検
査に治療や薬は?
★記事はこちら>>>★

 

また、その他にも

ギランバレー症候群の発症前には

  • インフルエンザ
  • BCG
  • ポリオ
  • 日本脳症
  • おたふくかぜ
  • 3種混合

などといったワクチン接種に

かかっている場合が

多いとされています。

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しびれや感覚障害?その症状とは?

 

ギランバレー症候群は神経の中でも

主に運動神経を障害する病気で

それに加え、感覚神経を障害する

こともあります。

 

 

症状の現れ方ですが、初期症状として

風邪をひいたり下痢をしたりといった

感染症を患った後に

1~3週間してから比較的急速に

四肢の筋力低下が現れ

 

手足に力が入らず歩けなくなることや

しびれ感や感覚が鈍くなり

顔面の筋力低下も約50%の

患者さんでみられ

 

脱力は発症から日を追うごとに

より多くの筋肉へひろがり

筋力低下も重症になります。

 

また、舌や嚥下筋の支配神経に

障害が出るため

しゃべりにくい、飲み込みにくい

などの症状が現れることがあります。

 

そして、外眼筋支配神経に障害が出て
(がいがんきんしはいしんけい)

物が2つに見える複視(ふくし)が

起こることもあります。

 

さらに、呼吸筋の麻痺が

10~20%の患者さんで起こり

また、頻脈(ひんみゃく)やそのほか

  • 不整脈
  • 起立性低血圧
  • 高血圧

など自律神経が損なわれた

症状が現れることもあり

 

症状が重い場合は呼吸に必要な

筋肉が麻痺して呼吸困難になり

 

集中治療室(ICU)にて

人工呼吸器が必要になることもあり

注意する必要がでてきます。

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診断や検査方法は?

 

ギランバレー症候群は

多彩な症状を伴うので

診断が難しい病気と言われています。

 

 

まず、ギランバレー症候群の

特徴的な症状が出た場合は

この病気を疑うことになり

 

神経内科を標榜している

専門医療機関にて

相談することをおすすめします。

 

その際は

  • シンナー中毒
  • 鉛中毒
  • ボツリヌス中毒

などギランバレー症候群に似たような

症状が出現する病気は多いので

 

気になるエピソードがあれば

医師に伝えましょう。

 

ただ、MRIやCT検査だけでは

この病気を診断することはできず

神経を保護している髄液を検査したり

 

神経の伝わる速度を測定し

診断の目安にするます。

 

主な検査方法には

・脳脊髄検査

局所麻酔を行い

頭蓋内にある髄液を腰から

採取して検査します。

 

・電気生理学的検査

手の神経に細い針を刺し

電気刺激を与え、神経から

脳へ伝わるスピードを測定します。

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治療法は?回復や完治はするの?

 

ギランバレー症候群ですが

数ある神経の病気の中では

病状の山場を過ぎれば回復に

向かうことが多く

 

完治が可能な病気なので

早めの医療機関の受診が大事です。

 

 

ギランバレー症候群の治療法として

多くの患者さんが参加した

欧米の研究により

・単純血漿交換療法
(たんじゅんけっしょう
    こうかんりょうほう)

・免疫グロブリン大量静注療法

の二つの治療法の有効性が

確立されています。

 

現在、日本の健康保険の範囲内で

治療を受けられるのは

単純血漿交換療法だけですが

 

単純血漿交換療法では

人工透析のような体外循環の

回路に血液を通し、血液を

赤血球、白血球などの血球と

血球以外の成分に分け

 

自己抗体を含む血漿成分を捨て

ウイルスが混入していない

代用血漿と自分の血球を

体内に戻す治療法が行われ

 

5 m以上歩ける軽症の方は

1日おきに2回

5 m以上歩けない状態の患者さんは

1日おきに4回

治療を受けることにより

 

早く治ることが

研究によりわかっています。

 

免疫グロブリンの大量静注療法では

「免疫グロブリン」という

免疫反応を制御する成分を

 

400mgkgの用量で5日間

大量に点滴で注射します。

 

さらにこれにステロイド製剤を

組み合わせると回復が早いという

臨床データが報告されているので

 

免疫グロブリン製剤と合わせ

ステロイド製剤(プリンペラン)が

スタンダードな治療法になります。

 

そして他にも、低下した運動機能を

回復するための「運動療法」が

中心となります。

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予後の後遺症や再発に死亡率は?

 

ギラン・バレー症候群の予後は

多くの場合

通常は2~4週間目でピークに達し

進行停止後は徐々に快方に向かい

 

半年から1年後には完治する

患者さんが8割います。

 

 

ただ残念ながら、現時点では

決め手となる治療法はないのが

現実です。

 

日本でのきちんとした

統計がないのですが

 

免疫グロブリン大量静注療法と

単純血漿交換療法が行われている

イギリスでは

 

手足のマヒが進行するばかりでなく

4分の1の患者さんが呼吸が

できなくなり、人工呼吸器に

つながれています。

 

また、一方で10~20%の

患者さんでは後遺症を残し

 

死亡率は2~3%であると

言われているため

最悪の場合、死に至る人もいます。

 

また、再発について

ほとんどの場合において

ないとされていますが

 

2~5%の割合にて再発が

認められたという報告もあり

 

その為、重要なのは発症から

1ヶ月間の体調管理と考えられて

います。

 

手足が動かなくなり、寝たきり状態と

なるので、関節が固まらないように

リハビリを行い、呼吸が弱まって

いるならば、人工呼吸器を使用し

呼吸をしやすくします。

 

また、不整脈や血圧の変動

肺炎や膀胱炎などの感染症を

合併しやすいので

 

点滴治療や内服治療を適切に

行う事が重要です。

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今回の記事のまとめ

 

いかがでしたか?

ギランバレー症候群の原因については

伝わりましたでしょうか?

 

 

ギランバレー症候群は神経の中でも

主に運動神経を障害する病気で

 

日本では年間10万人に1~2人の

割合でこの病気を発症していると

報告されています。

 

また、年齢関係なく発症する病気で

平均年齢は39.1歳で

男女比では男性が

わずかに多い程度です。

 

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つまり、ギランバレー症候群は

誰でもかかる可能性のある病気と

言えます。

 

その為、疑わしい場合には一度

神経内科もしくは神経科に

相談することをおすすめします。

 

その際、今回の記事が

お役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただき
ありがとう御座います。

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